国民的スポーツ選手 日本

プロ野球界のホームラン記録保持者 王貞治

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日本のスポーツ選手の中には飛び抜けて大きな功績をあげた人が少なくありませんが、その一人である王貞治はスポーツ選手としてだけでなく、選手を引退した後も多大な功績をのこしています。

王貞治が現役時代にのこした功績では未だに世界記録となっている通算868本塁打が代表的ですが、これ以外にも2年連続の打撃三冠王や通算15度のホームラン王など数々の日本プロ野球記録を持っています。また、1963年シーズンに30本塁打を記録して以来、1980年に引退するまで1シーズンに30本以上のホームランを打ち続けたのも特筆すべき点で、このことからも不世出の大打者であったことがうかがえます。

王貞治は監督時代においても実績をのこしています。プロ野球では2つのチームで通算19年間監督として指揮をとり、4度のリーグ優勝と2回の日本シリーズ制覇を成し遂げているほか、2006年にはこの年はじめて開催されたワールドベースボールクラシックに日本代表監督として出場して初代覇者に導きました。

また、このような現役時代および監督時代の功績が評価され、野球に直接関係していない賞もいくつか受賞しています。1977年に通算本塁打数の世界新記録を塗り替えた際にはこの年創設されたばかりの国民栄誉賞の最初の受賞者に選ばれたほか、2010年には文化功労者として表彰を受けました。この他にも、国内では福岡県から栄誉賞がおくられているほか、国籍を持つ台湾からは景星勲章が授与されています。

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日本の最も偉大なプロ野球選手 長嶋茂雄

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スポーツ選手は数多く入れども日本の中で最も人気を博した選手といえば、長嶋茂雄と言っても過言ではありません。アマチュア時代からその評価は高く今のプロ野球人気を作り上げた偉大な選手でもあり、日本の球史だけでなくスポーツ史に名を残すスポーツ選手です。

長嶋茂雄が巨人軍に入団した頃のプロ野球というのは、まだまだ社会的な認知が低く下賤な商売として見られる向きもありました。ところが、大学野球のスター選手が入団をしてからその向きも変わり、長嶋茂雄のキャラクターもあって一躍プロ野球人気は高まることになったのです。

数々の名声を得た偉大なる選手ですが、デビューは400勝投手の金田正一の前に四打席四三振という完全にねじ伏せられるところからのスタートでした。それでもプロは凄いとますます気持ちが乗る男だっただけに、その屈辱をバネにその後は打ちまくりプロ一年目にして、本塁打王、打点王のタイトルを獲得しました。

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その後もタイトル争いの常連で同時期に最大のライバルと言える王貞治がいたため、記録面では遅れを取ることになりましたが、それでも通算安打数2471本、本塁打444本は大卒選手としてトップクラスのものであり、記憶だけでなく記録だけでも偉大であることを示しています。